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- 強豪国スペインの関係者が視察、試漕「期待に応えるコース」
- 2018/11/05
▲奥州いさわカヌー競技場を視察するスペインカヌー連盟関係者スペインカヌー連盟の関係者らは31日、東京五輪カヌースラローム競技の事前合宿候補地として胆沢若柳の奥州いさわカヌー競技場を視察した。コース周辺の状況を確認後、試漕して世界レベルの水量と水流を体感。同連盟のドクター・エカイツ・サイエス強化部長(36)は「期待に応えるコース。来年10月に代表選手と共に再び訪れ、練習環境を再確認した上で最終判断を下したい」と語った。
視察したのは強化部長をはじめ、スラロームヘッドコーチのジラーモ・ディアス・カネドさん(35)、スプリント競技コーチの4人。奥州市とスペインを結び付けた日本カヌー連盟の成田昌憲会長(71)も駆けつけ、「水量、水流ともに世界有数の競技場。ワールドカップの開催も可能だ」と絶賛した。
胆沢ダム直下の同競技場は安定した水量を誇り、発着地点の高低差が約4bあることから水流も速く、関係者の間では「全国屈指の急流コース」と評価が高い。試漕したヘッドコーチは「東京五輪の練習に適したコース。コーチらと相談した上での判断になるが、合宿地に選ぶ可能性は70%」と好反応を示した。
サイエス強化部長によると、日本のキャンプ地候補は現時点で胆沢だけ。カヌーの強豪国スペインは、16年のリオデジャネイロオ五輪カヌー競技で金メダル3個、銅メダル1個を獲得した。来秋の視察では、同五輪スラローム女子K−1金メダリストのマイアレン・コラント選手の参加も予定しているという。
市は、来年10月のスペイン代表チームの来奥を経て、合意に達すれば協定を結び、チームの受け入れを開始する見通しだ。
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